このような方へ
1、家族の絆を大切にする方々:
家族の絆や感謝の意味を強調しており、家族関係を重要視する人々にとって、この文章は感動的な示唆を提供します。
2、孤独を感じる方々:
孤独や悲しみを感じている人々にとって、母と祖母の物語は、共感と励ましをもたらし、希望を与えるかもしれません。
3、子育て中の親の方々:
子供を育てる親にとって、子供との関係や感情の引継ぎについての洞察を提供し、家族の力を再評価する手助けとなるでしょう。
瞑想歴20年。最近「頭の中をクリア」に出来るようになってきた私の気づきや学びです。
先日、母と親戚の叔母さんと一緒にお墓参りに行きました。
その日、お墓に足を運んだ瞬間、感慨深い瞬間に立ち会いました。親戚の叔母さんが、お墓の石碑に刻まれた祖父と祖母の命日を見つめて、口にしたのです。「お母さんは20年以上一人だったんだね、、、」と。
その言葉は、深い意味を秘めていたように感じました。祖父が亡くなってから、祖母は20年もの間、孤独な道を歩んできたことを指摘しているのかもしれません。しかし、私にとって、その言葉にはもう一つの重要な事実が込められております。それは、祖父が亡くなってから20年程の間、母が祖母の側にずっといたという事です。それは、家族にとってとても幸せな事であったと感じています。
現代社会では核家族が増え、パートナーを失った後に「一人きり」という選択を迫られることが多いかもしれません。しかし、私はこの家族で育った経験から、自分以外の身内が傍にいてくれることが、非常に有り難く、幸福なことであると信じています。私自身も子供が生まれてから、子供、両親、祖母という「中間位置」での生活を経て、「気持ち」と「感覚」がどのように引き継がれていくのかを学びました。
だからこそ、祖父が亡くなった後、祖母の周りには子供や孫が共に過ごし、愛と温かさが満ちていたことを感じています。先日、映画の中で聞いたセリフが、私にとっての生きる「核」を象徴しているように思えました。「この車はしっかりとメンテナンスをすれば100年以上走れるんだ。」「子供もしっかりと育てれば、自分がいなくなった後もしっかりと生き続けることができるんだよ。」
祖母が日々口にしていた「有難う」という言葉には、彼女が私たちの存在を受け入れ、喜び、感謝の気持ちを抱いていたことが表れていたのだと感じます。その感謝の気持ちを改めて心に刻みなおしました。
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